【山ガール】美肌温泉に絶景雪山登り…癒しの「岳温泉(だけおんせん)」女子旅に行ってきた

(前編)

こんにちは、ライターの佐々木ののかです。突然ですが、皆さんは最近お疲れではないですか? 私は最近やりたいこともなく、仕事ばかりの毎日を送っています。

何かこう、達成感が欲しいんですよ。あと、都会で仕事場と家を往復するだけのルーティーンにも疲れました。自然の中に癒されたい。そんな不憫な私を見るに見かねたのか、知人のお兄さんからこんなメールが届きました。
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お兄さん「登山はどう?百名山にも選ばれている絶景の雪山を登る取材があって」

ののか「雪山って登れるんですか? そもそも私、文化系の登山ド素人ですよ?」

お兄さん「インストラクターが付いているから初心者でも大丈夫。それに今回登る「安達太良山(あだたらやま)」の近くには「岳温泉」という温泉もあって、美肌効果も期待できる。夜はラグジュアリーでかわいい部屋に泊まれる」

ののか「何ですか、その癒し効果最高のフォトジェニック女子旅。詐欺みたい」

お兄さん「詐欺じゃないよ……」

温泉は大好きだし、かわいいお部屋でハシャいでいる #japanesegirl など、絶対Instagramで数字稼げるやつですよ。行きますよ、行くに決まっているじゃないですか。

出発前日、完全なる遠足気分で支度をする私。ほぼ初めての登山……楽しみだなぁ~~!

もくじ

  • 岳温泉について予習しましょう
  • 山ガール女子旅in岳温泉1日目スタート
  • 会社員トレイルランナーに教わる「“一本歯の下駄”でスマートウォーキング
  • 事前準備も楽しくおいしく!「山の手作り行動食」をつくる
  • 美人女将に教わる「美と健康の入浴法セミナー」
  • ディナータイムと懇親会で交流を深める

岳温泉について予習しましょう

そうして意気揚々とやってきました、岳温泉(だけおんせん)。「山登り」と「美肌」というインスタジェニックパワーワードに惹かれて取材を決めましたが、そもそも安達太良山(あだたらやま)&岳温泉って一体どんなところなの? と思われる方のために、簡単にご紹介をしていきます。

安達太良山は福島県二本松市にあります。ちょっぴり読みにくくて、雄々しい名前ですが、「日本百名山」、「新日本百名山」、「花の百名山およびうつくしま百名山」に選ばれているなど、全山好きが歓喜する由緒正しき山なのです。

そんな安達太良山のふもとに広がる爽やかな「あだたら高原」の中にあるのが岳温泉。東京駅から新幹線に乗り、約1時間23分かけて「郡山駅」で下車。そこから車で45分ほどで岳温泉に到着です。

東京から2時間ほどの観光地と言えば、ちょうど伊豆くらいの距離感。週末旅行にはちょうど良いかもしれません。そして、ちょっと見てくださいこの景色……。

東京近郊では出会えない、この景観が拝めたら、上司の小言や将来の不安など、諸々の“憑き物”がとれそうですね。

そして、忘れてはいけないのが“美肌の湯”岳温泉の泉質です。岳温泉の美肌効果のヒミツは「酸性泉」。不要な角質をとったり、毛穴の汚れをとったり、メラニンを分解したり、とスキンケア用品顔負けの美肌効果を発揮してくれるのです。

酸性と聞くとやや刺激が強そうな印象ですが、岳温泉のお湯は湯元から8キロの距離を引き湯されているから大丈夫。ちなみにこの距離、日本一の長さですからね。40分以上かかって各お宿まで届けられる温泉はよく湯もみされ、角のとれたまろやかなお湯になっているのだそう。数100キロ引き湯して、私の家の蛇口から出てくれないかな……。

最高の癒しネイチャーと美肌温泉が一つになった岳温泉。予習ができたところで、山ガール女子旅in岳温泉1日目のレポートをスタートです!

山ガール女子旅in岳温泉1日目スタート!

ウキウキ遠足気分で楽しみにしていたとは言え、今回の岳温泉行きはお仕事。しっかりレポートして参ります。

今回の企画は、岳温泉協会さんが山登り好き女子たちのメディア「山ガールネット」でモニターさんを募り、参加いただいたもの。

定員10名の枠になんと200人以上の応募が殺到!選ばれた精鋭ラッキー山ガールたちが1泊2日の岳温泉山登りツアーに参加できることとなったわけなのです。

各席には花王さんから提供された「ヘルシア緑茶」がセットされ、


GARMINのウェアラブルデバイスも配られるなどのVIP待遇。何か、思ってたよりガチだぞ?


初日は座学のワークショップがメイン。歩き方から美肌入浴法セミナーまで、美容健康にまつわるコンテンツが盛りだくさん。これは期待が高まります!

会社員トレイルランナーに教わる「“一本歯の下駄”でスマートウォーキング」

山登りをするには、まずは歩き方から。ということで、最初は測定器を付けて、自分の歩き方の特徴を調べることに。

「普段通り歩いてください」と改めて言われると、意外と難しいんですよね。

私もチャレンジしましたが、小学生の運動会の行進のごとく右手と右足が同時に出ました。普通って難しい……。

やはり不自然な歩き方をしたせいでしょうか。あまり芳しくない結果ではありましたが、歩き方は普段意識しないだけにアドバイスがもらえるのは新鮮ですね。

歩き方測定が終わった後は、トレイルランナー渡辺千春さんに「スマートウォーキングメソッド」をレクチャーしてもらいます。

「普段は “普通の”サラリーマンです」と朗らかに話す渡辺さんですが、山に登っているときはこの表情。おまけに160kmもの山道を駆け抜ける世界大会にも出場しているというのですから、もはや超人。人間の姿かたちをしていますが、本当は鹿か何かなのかもしれません。

そんな渡辺さんが教えてくれるのは、スマートウォーキング。これは渡辺さんが独自に編み出した、「直立二足歩行」を極めるための山登りに適した歩き方です。

少しだけ概要を説明すると、
  • ① 胸を張って、あまり前傾しない
  • ② 高い重心を保つ
  • ③ 股関節を起点に歩く

の3つがあるのですが、これら全てを結集したシンプルな方法があるのだそう。それは、こちら。
ジャーン! 題して「一本歯の下駄歩行」です! 渡辺さんが独自に開発した一本歯の下駄は、後ろ半分が切り落とされており、山登りの際に負荷がかかりにくい直立姿勢をとることができるのだとか。

余談ですが、こちらの一本歯の下駄にロゴを入れて「ダケノゲタ」という名前で商品化されることが決まっているのだそう。さすがは“ビジネスマン”トレイルランナー、商売のぬかりがない。
さすがは達人、渡辺さんは一本歯の下駄でもスイスイ歩いてしまいますが、私含め、参加者の皆さんは大苦戦。その様子を音声のみでお楽しみください。
女性1「キャ~、危ない~!」
女性2「えっ、ねぇ、これ立てるの!?」
ののか「いや、ちょっと待ってェええええ、無理無理無理無理」

というわけで反省会。

「いきなりは難しいと思いますが、歩き方を意識して登るだけで、負担が軽くなりますよ」

と、優しいアドバイスで締めくくってくれましたが、奥深すぎるでしょ山登り。大丈夫かな……。

事前準備も楽しくおいしく!
「山の手作り行動食」をつくる

気を取り直して参りましょう。お次は、「山の手作り行動食」の時間です。レクチャーしてくれるのは、岳温泉観光協会所属のローフードクリエイター菊池響子さん。

アップダウンが激しく内臓に負担がかかりやすい山登りには、消化に良い「ローフード」(加熱されていない食べもの)を持っていくのがオススメなのだそう。


ソフトクッキーやドライフルーツを買ってしまってもいいのですが、ひと手間かけて準備も楽しみたい方のために、簡単に作れるローフード行動食のレシピを教えてもらうことに。

用意するのは、ナツメヤシの木の実である「デーツ」と、「松の実」。

デーツにはビタミンB1、鉄分、食物繊維、ミネラルが、松の実には不飽和脂肪酸が含まれており、ザックリ言って美容効果バツグンの2つの材料。これらを1:1の割合でミキサーにかけて一口大にまとめるだけの簡単レシピです。どのくらい簡単なのか、実感していただきましょう。ミキサー、スイッチオン。

ウィィィィーン




パカッ

できました。

このとき、あまり混ぜすぎると松の実の油が出過ぎてしまうので、まめに様子を確認するのがポイントとのこと。
その後はオペのごとくビニール手袋をはめ、
心をこめて丸めます。

ワックスペーパーに包んで、完成です。作ったと威張っていいのかわからないほどに簡単ですが、「手作りした!」という自己満足感。これはうれしい……。

翌日が待ちきれずに食べてしまいましたが、濃厚かつクセになる味でした。前日からせっせと準備すると翌日の楽しみが倍増したので、行動食づくり、オススメします。

美人女将に教わる「美と健康の入浴法セミナー」

ワークショップの最後は、岳温泉にあるお宿「花かんざし」の美人女将にして温泉ソムリエの二瓶明子さんによる「入浴法セミナー」。

岳温泉の特徴や、全国的にも珍しい「酸性泉」ならではの入浴法を美容と健康の観点からレ クチャーしてくれました。

目からウロコの情報を色々と教えてくれたのですが、あまり長湯しすぎず“分割”して入浴するのがセオリーなのだそう。一番オススメなのは、「5分→3分→8分」。そのほか、最初は「洗顔とかけ湯だけ済ませて入浴すること」や、「内湯に入ってから露天風呂に行くこと」など、押さえておきたいポイントを伝授してくれました。

タメになる入浴法がありすぎて、ここぞとばかりにスクリーンを無心で撮影しまくった私。張り切って温泉に入って美肌になろう~っと。

ディナータイムと懇親会で交流を深める
ワークショップが終わったあとは自由時間を挟んで、ディナータイムです。ボリュームたっぷりのおいしい料理を前に交流を深めます。


ワークショップのときにはわからなかったのですが、皆さんはその日知り合ったばかりの他人だったことが判明。「山」の結束力恐るべし、です。それぞれお気に入りの山やグッズ、アプリ、コミュニティなどの情報交換はもちろん、好きなアイドルやドラマの話まで盛り上がり、ディナータイムは終了。

懇親会も盛り上がりました。

翌日は8時には出発ということで、皆さん早めに就寝。

ちなみに今回泊まった「空の庭リゾート」の一室はこちらです。

インスタジェニックな写真が撮れて大満足な私。翌日の雪山登りに備えて、私も早く寝ました。

後編に続く